REPORT

2018.07.16 Mon

写真レポート── 九州の工芸と物産展 in アクロス福岡

7月10日から7月15日の6日間に渡って開催された、今回10回目を数える「九州の工芸と物産展」。各ブースと商品の一部を写真にてレポート。

TEXT BY TAKAHIRO USHIDA

籠商山満<山田庸介>

熊本の籠商山満、山田庸介氏。厚生労働省認定の一級工芸技能士が手にしているのは自身で編んだ熊本県の伝統工芸品「日奈久籠(ひなぐかご)」。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA

九州各地の老舗店から“自慢の商品”が並ぶアトリウム恒例イベント。

7月14日土曜日。この日は3連休の初日ということもあり、アクロス福岡1Fアトリウムには無数の人の流れが交差し、各出店ブースも担当者とお客さんの会話で賑わっていた。今回の物産展には福岡と熊本から5店が出店。食品や天然成分由来の化粧品、伝統技法による工芸品が並び、試飲したり商品を手に取って眺めてみたりと、来館者と出店者のやりとりがあちこちで見られた。数ヶ月に一度のペースで行われるこの物産展は、アクロス福岡地下2階、GTギャラリーを運営するGT JAPANが主催。毎回選りすぐりの店舗の看板商品が並び、商品カテゴリーのバリエーションも豊富で人気のイベントだ。

物産展会場全体
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アクロス福岡1Fアトリウムの物産展会場。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
梅野さんの八女茶
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この期間だけのアクロス福岡限定“芽折茶”の升による量り売りが好評だった、「梅野さんの八女茶」梅野製茶園(福岡県八女市)。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
八女玄米茶
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大サイズの升に盛られた「八女玄米茶」。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
ソンバーユ
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ラジオでおなじみの「ソンバーユ」株式会社薬師堂(福岡県筑紫野市)は、天然の動物性油脂を原料とした化粧品の先駆け的存在。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
梅雲丹
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ソンバーユに並ぶ薬師堂の代表的商品、「梅雲丹」。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
筑前つげ細工「匠工芸」
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極細の糸ノコギリを使って櫛や簪などの木工芸品を作り上げる、筑前つげ細工「匠工芸」(福岡県福岡市)。全て“手引き”でノコギリを引いていく。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
匠工芸、つげ細工
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完成した極小のキーホルダー。中央に取り付けられたのは天然の「珊瑚」。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
工房夢細工
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初春の桜の実際の小枝から染められた“さくら初め”の淡い色合いが美しい、「工房夢細工」(福岡県朝倉市)。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
工房夢細工
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シルク織の間に別のシルク糸が収納された、さくら初めのスカーフは独特の優雅さがあった。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
籠商・山満
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籠の中に収まった鈴虫まで竹で作られた観賞用の“竹製鈴虫”。「籠商・山満」(熊本県熊本市)の伝統工芸、日奈久竹細工によるもの。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA
籠商・山満
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竹で編み込まれたバッグ。接地面の四隅には安定感と強度を保つための工夫が施されている。PHOTO BY TAKAHIRO USHIDA

3cmに満たない竹の部材に施された無数の精巧な文様、薬師堂創業時のエピソード、今回アクロス福岡限定で発売された芽折茶もそうであるように、私たち日本人の“もったいない”の価値観、恵みを丁寧に扱うという考え方から生まれた「もの」には、大量生産の工業製品に囲まれた中では感じられない心地よさと安堵感があった。7月15日(日)をもって盛況に終わった今回の物産展。次回10月は工芸品を中心にしたイベントを開催予定。日程、詳細等の告知は当ホームページ、またはFacebookにてお知らせいたします。