REPORT

2018.10.08 Mon

写真レポート── 熊本県 小代焼展「和の洋な器」

9月28日から10月3日まで、アトリウム特設会場で開催された、国指定伝統的工芸品 熊本県「小代焼」の展示会を写真でレポート。

TEXT BY TOSHIYA ONO

小代焼「岱平窯」の坂井博樹氏。1970年に初代岱平が、古小代発祥の地に思いを寄せて開窯し、現在親子で創作の日々を継承。PHOTO BY TOSHIYA ONO

小代焼・・・熊本県の小代山麓で約400年の歴史を持つ九州を代表する陶器。

6日間に亘って開催された最終日の10月3日水曜日、駆け込みで訪れた陶器ファンの皆さまで賑わいを見せていました。7つの窯元が集い、今回のイベントテーマ「楽しんで使ってもらう器」として、それぞれ日々の食卓を彩る器を創作されており、小代焼特有の製法ながら、実にリーズナブルな価格設定を、来場のお客さまも存分に楽しまれていました。岱平窯主宰の坂井博樹氏も「若い方々に、器が演出する食卓を是非楽しんで頂きながらも、若い後継者が今の時代に合う創作と、小代焼の伝統を継承していけたら…。」と語られます。

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会場はアトリウム1F。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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国指定伝統的工芸品 熊本県「小代焼」紹介パネル。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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小代焼の技法紹介。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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窯元「瑞穂窯」独自の焼成法で焼き上げた大皿。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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蟹をモチーフに、はさみ部分に置ける可愛い箸置き。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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用途多彩な、貝をモチーフにしたユニークな器。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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様々な造形が楽しめる徳利と猪口。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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小代焼独特の藍色が美しい器の数々。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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多くの皆さまが、小代焼を手に取り楽しまれています。PHOTO BY TOSHIYA ONO

「小代焼は、釉薬の深い美しさと、自由奔放な流し掛けの模様が魅力で、味わいがあって普段使いの器として愛される陶器なんです。」と、窯元の方々が自信を持って紹介する表情が実に優しげで、小代焼を愛し伝承していく責任を、聞き手の私も十分感じ取れました。あらためて日々の食卓での器の存在感を意識するイベントでした。