REPORT

2020.02.16 Sun

写真レポート── 佐賀県観光物産展2020

アトリウム恒例の物産品展示即売会。今回は、佐賀県で築き上げた技とこだわりの伝統工芸・物産品を紹介。
開催は2月20日(木)まで

TEXT BY TOSHIYA ONO

物産品を楽しまれるお客様で溢れるアトリウム展示会場。 PHOTO BY TOSHIYA ONO

釜炒り茶発祥の地とされる嬉野町から「お茶の深香園」 PHOTO BY TOSHIYA ONO

暮らしの道具作りにこだわる武雄の竹細工「栗山商店」 PHOTO BY TOSHIYA ONO

森林の恵みに深いこだわりを持つ「工房 我楽堂」 PHOTO BY TOSHIYA ONO

それぞれのコーナーで熱心に話を聞かれるお客様でいっぱい。 PHOTO BY TOSHIYA ONO

深いこだわり・・・今の時代だからこその思い

背振山の麓…嬉野。約500年前、明から焼き物の文化と共に、陶工が釜を持ち込み、炒葉製茶法を伝えたことが嬉野式の釜炒り茶だという。そんな歴史と伝統の特徴を聞きながら、来店のお客様は試飲を楽しみ、その豊かな風味に魅入られている様子です。 「これは!良い」と、桜の木のダイニングテーブルに目が留まります。古き時代の囲炉裏が、現代の生活様式に融合した製品。「我がままを楽しめる…」それが我楽堂の家具作り。独特の表面加工を施した、深い味わいの中に遊び心を見せる造形は、無機質になりがちなマンション生活に温もりをもたらしそうです。

使ってこそ・・・日常品として活きる素材の良さ

日本の自然素材を使って、職人の技を持って…古くから温泉地として栄えた武雄の竹細工。西川登地区の竹細工は、かつて伊万里や有田焼と並ぶ佐賀県の一大産業として発展。その伝統技法を守り続け、変わる生活様式の中でも、好んで使っていただける竹製品作りに余念がない。「素材を活かし、手作りの温もりを添えて・・・」そんな思いを感じるのが武雄の竹細工です。

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独特の風合いに仕上げられた家具 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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長く使うほどに味わいが重なる PHOTO BY TOSHIYA ONO
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大人気の嬉野茶つめ放題 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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様々な風味を楽しめるお茶の数々 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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爽やかな味わいの水出し茶 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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デザイン豊かな使いやすい竹箸 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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竹のランタンはインテリアにも最適 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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竹製のキッチン用品は人気 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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今回は佐賀から画廊も参加 PHOTO BY TOSHIYA ONO

取材して・・・ 福岡、熊本、佐賀…様々な地域で地産の伝統を守り、そして代々継承を続ける工芸品の数々。毎回取材して、それぞれの思いを伺うのは大変勉強になる仕事です。その中でいつも感じるのは、伝統を受け継ぐだけでなく、今の時代に合わせた工芸・物産品の変化と進化への思いです。ただモノ作りを続けるのではなく、次の時代へも求められるモノとして、発展させる努力が匠の使命なのでしょう。