REPORT

2019.10.31 Thu

写真レポート── ペルシャ遊牧民の絨毯「GABBEH」展_2019秋

世界中で高い人気を誇る、ペルシャ絨毯「GABBEH(ギャッべ)」展示・即売会を写真でレポート。
11月5日(火)までアトリウム1Fで開催中。

TEXT BY TOSHIYA ONO

主催「ASOシルクロードギャラリー」の鳥越秀俊さん。 ペルシャ放牧民の文化が詰まった品質を、いつまでも丁寧に伝えていきたいと語る。 PHOTO BY TOSHIYA ONO

丁寧に手織りされた伝統の高い技術と、鮮やかな独特の色彩が美しい。 PHOTO BY TOSHIYA ONO

GABBEH(ギャッべ)・・・2010年 世界無形文化遺産登録

GABBEH絨毯は、イラン南西部ファールス地方に暮らす遊牧民の女性たちが、春刈りの羊毛のみを手で紡ぎ、草木で染めた後、一枚一枚丁寧に手織りした毛足の長い絨毯。素材の品質はもとより、そのデザインや色彩も惹きつけるものがあり、モチーフも生命の樹やオオカミの足跡、ライオンや羊といった動物など、幸せを願う紋様が代々受け継がれ、GABBEHの存在感を高めています。 素朴さとアート性の高さに魅せられ、ヨーロッパから世界に広めたのが、最高峰ブランドと称される「ゾランヴァリ社」は、その品質と伝統を守る徹底した活動を行っています。 今回の展示会では、今年新たに現地で買い付けられた厳選の絨毯が、数多く展示販売されています。是非この機会に、GABBEH絨毯の伝統を、手に触れて確かめてみてほしい…主催の鳥越さんは語ります。

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最高峰ブランド「ゾランヴァリ」社製品。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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一枚一枚に手織りの丁寧さを感じます。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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きめの細かさはペルシャ絨毯ならでは。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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身体に優しい自然の草木染で描かれた色彩も美しい。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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絨毯だけでなくテーブルクロスも鮮やか。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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手作業で仕上げる放牧民の伝統技術。 PHOTO BY TOSHIYA ONO

取材して・・・ペルシャ絨毯と言えば高価さから、美術品的な印象ですが、遊牧民が生活の中で作り上げた“敷物”としてのギャッべ絨毯は、そのデザイン性や色彩感、織物として丁寧な仕上げからも、生活に馴染む日常で使える絨毯として、一枚一枚を見ていると本当に欲しくなってきます。 鳥越さんが熱く語る、買い付けにおける苦労や厳選する思いも印象的な話でした。

主催:ASOシルクロードギャラリー

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰3485-1

http://aso-silkroad.com/