REPORT

2018.11.12 Mon

写真レポート── ペルシャ遊牧民の絨毯「GABBEH」展

11月9日からアトリウム特設会場で開催された、ペルシャ絨毯「GABBEH(ギャッべ)」展示・即売会を写真でレポート。

TEXT BY TOSHIYA ONO

主催「ASOシルクロードギャラリー」の鳥越秀俊氏。言葉では言い尽くせない、深い労力と願い、そして歴史の詰まった素晴らしい絨毯だと語る。 PHOTO BY TOSHIYA ONO

GABBEH(ギャッべ)・・・ペルシャ語で“毛足の長い絨毯”のこと。

元々はペルシャ絨毯を扱っていたが、30年程前に初めてギャッべ絨毯に出合い、その素朴ながらもアート性の高さに惹きつけられ、感動したことを今でも覚えていますよと、ギャッべ絨毯の特徴を熱意込めて語られます。実際にペルシャ(イラン)南西部のザグロス山脈へ出向き、遊牧民カシュガイの方々と触れ合い、雄大な景色と丁寧な創作労力に、あらためてその良さを知ることで、厳選した製品を皆さまに紹介しているとの事です。ギャッべ絨毯は、遊牧民が日常で使うものとして作られているため、デザインや色合いも生活に溶け込む感じで、使う程に馴染みが出る絨毯だと感じます。

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素材の羊毛は、夏涼しく冬温かいのが特徴。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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イラン・ファールス地方の遊牧民が織る絨毯技術は、世界無形文化遺産に登録。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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素朴でアート性が高く、価格的にも海外で人気がある。PHOTO BY TOSHIYA ONO
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草木や果実など自然染料で染められた深い色合い。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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使う程に柔らかくなる、日常的に使う絨毯。 PHOTO BY TOSHIYA ONO
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アトリウム1F会場に広がるギャッべ絨毯の数々。 PHOTO BY TOSHIYA ONO

取材して・・・ギャッべ絨毯に魅せられて、熱心にその良さを語られる鳥越氏の思いが印象的だった。ペルシャ絨毯と言えば高価さから、美術品的な印象だったが、遊牧民が生活の中で作り上げた“敷物”としてのギャッべ絨毯は、そのデザイン性や色彩感、織物として丁寧な仕上げからも、生活に馴染む満足感として興味深い絨毯を知ることができた。

ASOシルクロードギャラリー

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰3485-1

URL  http://aso-silkroad.com/